はむ家の建物との出会いについて

はむ

ニーハオ!
老闆日記の時間です

最近は台湾で家を購入したくて探し回っているのですが、なかなか難航しておりまして…
(なぜ家を買いたいか?なぜ難航しているか?については、ぜひ別件でお話させてください)

でも夫婦仲良く奮闘しております。

ミキ

ほぼ私一人が奮闘してる感じだけど…ネ

そんな感じの過程の中で、台南ゲストハウス『はむ家』の建物を決めた時のことを思いだしてきてしまって…笑

10年前の記憶をたどりながら、お話ししてみたいと思います。

目次

そもそもなぜゲストハウスなのか?

ここから語ると長くなりそうなのですが、手短にお話していきます。

台湾には中国語の勉強を兼ねて3ヶ月ぐらい…と、台北の方にひとり旅できたのですが、初めの頃は生まれてのゲストハウスに泊まってみました。

そしたらいろんな人と出会って楽しいのなんのって!笑

ということで、「台湾にずっといる方法はないかなぁ。」とぶつぶついうようになったら、友達のひとりが「ゲストハウスもやれば?」と言ってきたので、「ゲストハウスやろ!」っていうことになりました。(超単純)

そして物件を探し始めたが…

台北で物件を探し始めてかれこれ1ヶ月。

はむ

全くいい物件が見つからない。

と、あきらめかけていたころ…ふと思った。

はむ

台北だけにこだわらなくてもいいんじゃないか!?

と思い、台湾一周してみることにした!

いろんな台湾を見たかった。

そして台南と出会う

高雄と台中は行ったことがあったので、あと台東はあまりにも遠いイメージがあったので、その三つは省いて花蓮、屏東、台南を東側から回ることにした。

花蓮、屏東と一泊ずつして、天候が雨模様だったせいもあるのか、今一つパッとせず…

はむ

いいところがないなー

と諦めムードな中降り立った台南駅。

はむ

なんなんだー!この異国感バリバリの全然違う雰囲気は!!

空は晴天。

辿り着くべきところに辿り着いた。

そう感じてワクワクしました。

はむ家の建物

台北を出発する前に、台湾の591という物件を探すサイトで、台南の物件を漁っていて、気になる物件がずっと空いていたので、すぐに電話して見に行くことにした。

その物件は、不動産屋が仲介していて(台湾では大家さんが直接貸し出してる物件が多い)、その不動産屋の若者が、それがまたとてもいい人で、10年以上経った今も良き友達であるという、台南で一番最初の友達になった。

大家さんは僕と同じ歳ぐらいの女性でなかなか偏屈な人であったが、彼のおかげで家賃交渉までしてもらって、即決で決めてしまった!笑

その時には同時で、台湾人夫婦も民宿をやりたいということで内見に来ていたが、一階の玄関を見ただけで帰ってしまった…笑

それぐらいに、辺鄙なところで将来性を感じられないところだったわけだけど(一般人には笑)、天才?の僕には、ここが夢膨らむところとしか思えなかった。(予算も含めて、もうここしかない!という現実もある)

そして僕はすぐに台南に引っ越してきたのであった。

当時を振り返って

そんなわけで、周りの反対を押し切って(大袈裟)、当時は全く情報のない台南に来てしまったのだけど、僕には一瞬で愛着が湧いてしまって、いろいろあったけど、なんか始められるという期待感で楽しくてたまらなかった。

台南めちゃくちゃいいところだ!

という感覚しかなかった。

実際、何も知らなかったけど台南は台湾の中では観光のメッカだし、台湾に来て最愛のミキさんに出会えたし、台南に来なければ僕の台湾人生は何も始まらなかったというのが真実だと思う。

はむ家も、当時はとても不気味で辺鄙なところだったけど、いろいろやってきたおかげで、それが魅力なゲストハウスになったろ思う。(今は不気味ではない笑)

大家さんとは、かなりいざこざがあったけど、今では関係良好でいろいろ助けてくれる(と思う)いい人になった。笑

近所の人たちとも、実に台南らしい関係を築けてると思うし、10年間でかなり現地人になってしまった…。

はむ

もう日本人には戻れない…w

というわけで、台南に居着くことになったわけだけど。

誰かが言っていた。

「はむさんがここを見つけたんじゃなくて、ここがはむさんを見つけたんだよね。」

と…。

スピリチュアルな話だけど、なんとなくそう思ってしまう。

あと、ゲストハウスを簡単に始めた感じだけど、当時は法律など全く無視してやってしまってたというのは内緒の話です。笑(というか、当時はみんな法律守ってないし、罰金いっぱい払ったし笑)

今はちゃんと法律に則って経営してます!!

はむ

↑このことについては、またの機会に語ってみよう。

今は家を購入したくて、探しているわけですが、なかなかこれ!という物件には出会いません。
(台湾の物件は想像以上に高いよ)

ということで、このはむ家の建物を決めた時を思い出して振り返ってみましたが、人生の大事をなかなか簡単に決めていたなーと思う次第でございます。

でも、決断の半分以上はノリと勢いでもいいんじゃないかなーと、たかだか55年の人生を振り返って思う。

失敗したらやり直し!

それでいいのだ!www

それでは、

今日もご安全に!

↑10年前の台南駅

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